【活動報告】令和7年度 学生スタートアップ支援事業 沖縄コース 現地プログラム(2025年9月28日~9月30日) 

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2025年9月28日(日)から9月30日(火)までの3日間、学生スタートアップ支援事業の沖縄コースが実施され、本事業に採択された学生5名、アントレプレナーシップセンターから教職員2名が参加しました。

「学生スタートアップ支援事業」は、全国各地の大学・機関が実施するアントレプレナーシッププログラムに参加し、他大学の学生らとともにチームアップ、ワークショップやディスカッションを実践することでアントレプレナーシップマインドを醸成することを目的としています。今回の沖縄プログラムは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)と連携して開催され、起業準備中の研究者や投資家との交流をはじめ、現地の中学生~大学生とともにアントレプレナーシップ教育が行われました。

スタートアップエレベート2025に参加

プログラムの一環として、ヘルスケアおよびサステナビリティに焦点を当てたカンファレンス「スタートアップ・エレベート2025」(※)にも参加しました。また、OIST内にある創業初期のディープテック・スタートアップ向けのインキュベーション施設なども見学。総面積2,000㎡の2棟からなOIST Innovationについて、オープンイノベーションハブとしての機能などの説明を受けました。

※プレシード/シード特化型のベンチャーキャピタル「ライフタイムベンチャーズ株式会社」とOISTが2024年から開催しているディープテック分野に特化した国際スタートアップカンファレンス。今年は9月29~30日に、OISTを会場に開催されました。

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ワークショップ&最終発表で各自のアイデアを発表

最終日の9月30日には株式会社みらいスタジオ代表取締役で、文部科学省のアントレプレナーシップ推進大使も務める兼城駿一郎氏の講義を受講。続いて沖縄市のイノベーション創出の拠点である「Lagoon Koza(ラグーン・コザ)」に場所を移し、プログラムの集大成であるワークショップと最終発表を行いました。

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最終発表では、参加者が3チームに分かれ、それぞれ次のテーマについて発表しました。

・一人暮らしの料理に関する課題解決

・学生のショート動画中毒とその課題

・日光アレルギーの主要インサイトとソリューション設計

各発表者とも、課題やその課題の原因となる背景説明、具体的な例を交えながら課題解決に向けたプランを紹介。また、聴講側の学生たちもそれぞれの発表を聞きながら、次第に自身の研究などの関心深いテーマだけでなく、新たな「解決したい」気づきも発見するなど、大変有意義な3日間となりました。

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最後になりますが、今回ご協力をいただきましたOISTの皆様、会場をご提供いただきましたLagoon KOZAの皆様、ワークショップに参加された学生の皆様、ありがとうございました

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関連リンク

沖縄科学技術大学院大学(OIST)