【開催レポート】千葉大学アントレプレナーシップセンター Demo Day(成果報告会) supported by ちばぎん ~学生スタートアップ支援事業・なのはなコンペ2025~(2026年2月12日)

千葉大学アントレプレナーシップセンター Demo Day(成果報告会) supported by ちばぎん ~学生スタートアップ支援事業・なのはなコンペ2025~が開催されました

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2026年2月12日、千葉大学 IMO棟1階イベントスペースにて、「Demo Day(成果報告会)supported by ちばぎん~学生スタートアップ支援事業・なのはなコンペ2025~」が開催されました。
本イベントは、千葉大学アントレプレナーシップセンターが実施する2事業「学生スタートアップ支援事業」「なのはなコンペ2025」の成果を発表する場で、株式会社千葉銀行の支援を受けて行われました。
当日は2事業に採択された学生・研究者をはじめ、学内外から多くの方にご参加いただきました。
学生らの発表に対し、参加者の皆さまから多くの質問や励ましの声が寄せられ、終始あたたかい雰囲気に包まれたイベントとなりました。

Opening|開会・本学の取組紹介

はじめに、片桐大輔教授(センター事業統括・大学院国際学術研究院)が開会の挨拶。
これまで事業への取組を支えてくださった千葉銀行様、双葉電子記念財団様への深い感謝を述べました。
続いて、2023年度から3年間取り組んできた本学のスタートアップ支援の歩みを紹介、学生・研究者の挑戦を後押ししてきた成果を振り返りました。
また、来年度以降は、こうした経験を踏まえ、より専門性を高めた個別プログラムへ発展的に再編し、学生・研究者の皆さまに一層寄り添った形での支援を行う予定であることが共有されました。

片桐先生

学生スタートアップ支援事業|成果発表

学生スタートアップ支援事業では、アントレプレナーシップ醸成部門の「北海道コース」「沖縄コース」、ビジネスコンペ部門の計3コースから学生が登壇。
それぞれが5分のピッチを行い、コースに参加したことで得られた自らの気づきや今後への思いについて発表しました。

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登壇者:

  • 小黒 茉由さん(法政経学部)/北海道コース
  • 山田 藍樹さん(大学院融合理工学府)/沖縄コース
  • 池松 悠希さん(大学院医学薬学府)/ビジネスコンペ部門

ピッチ後には、各コースで受け入れていただいた関係機関の皆様から、学生の取組や今回の発表について温かいコメントをいただいたほか、ビジネスプランなどについて質問いただきました。
中には今後の成長の方向性を示していただくアドバイスなどもあり、学生たちにとって具体的な次のステップをイメージできる貴重な機会となりました。

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コメントいただいた皆様:

  • 藤見 佳奈枝様(小樽商科大学産学官連携推進部門特任准教授)
  • 中澤 拓也様(株式会社ライフタイムベンチャーズ)
  • 中田 泰子様(北陸先端科学技術大学院大学地域イノベーション推進センター長/准教授)

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なのはなコンペ2025|成果発表

イベント後半では本学独自のGAPファンドプログラム「なのはなコンペ2025」に採択された3チームが登壇し、アクセラレーションプログラムで磨き上げた研究シーズの社会実装プランを発表しました。

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発表テーマ:

  • 『高効率な量子鍵配送システムの開発』
    小峯 雅正さん・杉 直樹さん(大学院融合理工学府)
  • 『草本類スプラウトを利用した食用タンパク質源の創出』
    小川 幸春 教授(大学院園芸学研究院)
  • AIビールで千葉大につながりを』
    山口 万景さん・天田 創士さん(大学院融合理工学府)

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「なのはなコンペ」の外部審査委員として参加いただいた 菊屋富雄様(千寿製薬株式会社) からは、それぞれの発表に対し、研究の独自性を評価しつつ、社会実装へ向けたポイントを押さえたコメントが伝えられ、登壇者にとって大きな励みとなりました。

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Special Talk|2023年度「なのはなコンペ」受賞者講演

特別講演には、2023年度「なのはなコンペ」受賞者で、現在、株式会社OPQRST代表取締役社長の栁田育孝特任助教(千葉大学医学部附属病院)をお迎えし、「なのはなコンペ2年後」と題して講演いただきました。

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栁田特任助教は受賞後の2年間で会社を設立、現在は医療者の問診力を高めるための医療系学生・医療者向けの学習コンテンツを提供するサービスなどを展開しています。
起業から事業拡大への経緯を、自身の歩みを振り返りながら語っていただきました。
最後に今後の展望として、同社のサービスの導入拡大を目指すとともに、プロダクト強化や人材採用に向けた資金計画などの必要性を強調、実務に根差したメッセージは、これから事業化に挑む研究者たちにとって、今後の展開を描く上で示唆に富む内容となりました。

Closing|クロージング

DemoDayの共催機関である千葉銀行 坂本誠様、青少年創造性開発育成事業にてプログラム実施をご支援いただいている双葉電子記念財団 岡野達雄様からは、登壇者の努力を評価し、今後の挑戦を見守る姿勢が込められたコメントが寄せられました。

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最後に、小澤弘明センター長(理事(教育・国際担当))が閉会の挨拶、あらためて関係者の皆さまへの感謝の思いを伝えました。

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Networking Session|ネットワーキング

報告会終了後は、参加者同士で活発に交流するネットワーキングが行われました。分野や立場を超えた新しいつながりや、次の協働へ向けた対話が生まれ、会場は終始賑わいを見せていました。

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最後に

本年度も学生・研究者の挑戦を支えてくださる皆様のおかげで、本事業を無事に実施することができました。
千葉大学アントレプレナーシップセンターでは、今後も 「研究と社会をつなぐ挑戦」 を着実に支援するプログラムを展開してまいります。

関連リンク

株式会社千葉銀行

公益財団法人 双葉電子記念財団

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